ノスタルジック宜蘭 前編

学校が休みの間は趣味に振り切ると決めた私。
今週末は台湾の北東側にある宜蘭へ。
台北からは台灣鐵道で1.5時間くらいの週末の旅先としては打ってつけの場所。
ちょっとだけ台灣鐵道に触れておくと、地方間を結ぶ高速鉄道なんだけど、ほぼ日本の新幹線。
座席のポケットに旅雑誌が入ってるとこまで完コピ。台北市内の普通の公共交通機関は車内飲食は罰金もののNGだけど、高速鉄道はよしとされているので、最近気に入ってる台湾のおやつとファミマコーヒーで快適な列車の旅開始。
乗る前にはこんな風に駅弁も売ってる。
日本はやり方変わったみたいだけど、昔ながらの車内販売もやってくる。
1時間ちょいで着いてしまうけど、途中は海も見えて旅気分が上がる。
お昼ごろ着いたから駅回りをぶらぶらしながら昼飯どころを探す。
建物が低いせいか、台北より空がだいぶ広い。そしてこれまた過密率一番の町から来たから人が全然いないように感じる。
そんなわけないので、町の方に向かって歩く。
たまに見かけるけど、金玉堂って何。誰か教えて笑
ふらふらしてたらマーケットに出くわす。
家の近所は食べ物の市場な多いから何でも売ってて面白く観察。
でけぇ、、、、
葉物野菜が化け物みたいにでかい。。。
動画じゃないからちょっと見にくいけど、虫払いのやじろべえみたいなのが大活躍。
プラスチック籠屋さんはかわいいんだけど、下の原付との力関係が絶妙過ぎて触れない。一気に崩壊しそう。
宜蘭にはもちろん大きなスーパーもあったんだけど、日常的な全てのものはこの市場で売られていて断然安い。観光客は全然いなくて地元のみなさんで賑わっていた。
ふとした小道は沖縄の平和通り商店街を彷彿とさせる既視感。

さて、今回の目的地に向かいます。場所が定かでないのでタクシー。
車窓からの風景。
少しコスタリカのようでもありフィリピンのようでもあり、見たことあるようなでも違うような懐かしめの景色。

今回の目的は、私が三度の飯より大好きな器の博物館、台灣碗盤博物館。
右の柱にあるのが通常サイズ。この常軌を逸したサイズの皿が迎えてくれるお椀の博物館。
このお箸鉛筆握りのにこにこボーイが抱えているような台湾で使われてきた器が展示されている。
下の壺はなんとなく泡盛の壺に似てる。
台湾の陶器作りは日本統治時代に奨励されて発展したもので、とても日本と繋がりが深い。
この鶴の柄は鶴の中国語読みが良い意味の中国語と同じ(何だったかは忘れた)って事で体力に作られたそう。
しかし、右が日本製。左が台湾製。
この完成度の開き…

下手ゆるな感じの台湾製の方が愛おしい。
博物館にはこんな風にとんでもない数のアンティーク食器がセンスよく陳列されている。
どれもこれも可愛いすぎて過呼吸起こしそう。
この白い皿なんで今の世でもめちゃくちゃ洒落てるしかっこいい。うっすらドラゴンいるし。
写真撮り過ぎて容量オーバーしたので、一旦ここでおしまい。
私のマニアックな旅は後半に続く。

The Weekend Traveler

時間がなくて旅に出たいけど出られないという人たちにおくる、週末中心の旅行記。個人的な旅の備忘録なので旅行サイトとしては役立たずかも。非日常の音や匂いや光を感じたい方はどうぞ。

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