タイ パンガン島のビーチ結婚式
今回のタイの旅、目的はこれ。
親愛なる友人が結婚式するっていうんで、一年近く前から行くことを決めていたパンガン島。
ビーチウェディングに出席するのが今回の旅の目的。
写真で暑さが伝わるかわからないけど、夕方だっていうのにじりじり陽射しは和らがず、
サンダルなしでは歩けないほど砂も熱い。
半数くらいのゲストが集合時間に遅刻してくるという参列者たち。
まだ始まらないからいいじゃん、という感じ。
この日はドレスコードが白だったので、みんな白い服で参列。
白は新郎新婦のものってのは大体どこの国も同じだと思うけど、
全員白っておかしなことだとは分かってるけどビーチと海だったらこっちの方が映えるんじゃね?というファンキーな新婦がご所望ゆえ、全員白づくめ。
式が始まる前に花びらとココナッツジュースが配られる。
花びらはバナナの葉っぱみたいなのに包まれていてジュースのストローはエコペーパーみたいな紙製。
このリゾート施設はエコなものをたくさん採用していて、それがとても自然でとてもすてき。
猫ちゃまの足の裏は無敵。
そうこうしているうちに式が始まる。
始まります、っていう号令があるわけでもなく、新郎が来たからみんな着席する感じ。
シンガポール人とイギリス人の結婚式なんだけど、今回は神父様がいるから西洋式の式みたい。
新郎と親友が新婦を待つ。
全く、アジアの男たちはなんてかっこよくて色気があるんだろう。
何かのMVみたいに洒落ててかっこいい男たち。
弟と入場する花嫁。
弟のひざ下といいブライドメイトのみなさんといい、ファンキーで気合はいった人たち。
式の間は集中するために写真は撮らないでねってことだったので、これは終わった直後。
ビーチもこんな風にちょっと装飾したら立派な式場になるんだな。
ロケーションの勝利と言いたくなるきれいなきれいな夕暮れを背に写真撮影。
宿泊した4日間、毎日この夕陽がみられて感動。
太陽は毎日同じように沈んでいくだけなのに、朝日も夕陽も存在すら忘れてしまう毎日を送っている人間としては、たいそう沁みるもんです。
夜になってパーティの始まり。
花火とかダンスとかいろんな催しとおいしいタイ料理で心身ともに充たされる時間。
夜空に映えまくるこのファイヤーダンスは新郎のアイディアとか。
さすがシンガポールのパリピは洗練されてる。
結婚式の副産物は旧友たちに久々に会えること。
この軽くクレイジーなフランス人にもほぼ10年ぶりに再会。
相変わらずあほみたいに飲み、最終的にはこの日のために現地調達したズボンの股がびりびりに裂けるという終末を迎えた彼。そこまで八茶けられるって、一周回って尊敬するわ。
今回は一緒に来ていた聡明な彼女ともお友達になれて、好きな人の輪が広がる楽しさを久々に実感。大人になるとなかなか新しい友達ってできないからな。
最後はこのファンキーで美しい花嫁で締め。
出会って約10年。
特別学級の教師であり、ベジタリアンでヨガ大好き、ヒッピー的オーガニック志向な面と、
7色の髪を束ねて原宿をローラースケートで疾走したり、酒瓶片手に豪遊したりのファンキーな面が見事に同居する彼女。
イギリスからやってきた一団もアジア各国から駆け付けたわたしみたいな人たちも、この二人のホスピタリティとエネルギーで丸っと幸せな気分にさせてもらった一日だった。
今回のタイシリーズはこれでおしまい。
次の旅へつづく。
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