異国で食べる異国ごはん

時は21世紀。
昔みたいに外来の食べ物が阿保みたいに高騰する時代は終わったようで、ご褒美と思えば納得いく価格帯で色んな国のご飯が食べられる台湾。
台湾ご飯に飽きたわけではないけども、毎食毎食、中国語のメニューと格闘するのもわりと疲れてくる。
なのでたまには異国飯で息抜き。

近所で一番ちゃんとしてて、一番お客さんが入ってない残念なタイ料理屋さんへ行く。ちゃんとビールに氷が付いてくるのはタイ式。
パッタイとかパパイヤサラダとか、どれもとても美味しいんだけど、いつも暇そう。だからまた行こう。
こちらは先週末に移住一週目を記念して食べた海老カツ定食。みなとみらいみたいなキラキラエリアのキラキラモールに入ってる和食屋さんで日本食をいただく。
ただこの海老カツもめちゃくちゃ熱い。

なぜか味噌汁と野菜が食べ放題。お腹ぱんぱんになりかけたところにおかわりを聞かれたようで、でも中国語わからなくてヘラヘラしてたら味噌汁がもう一回きた。
母国の味だけど、オペレーションはローカライズされてるのね。
結果、汁でお腹ちゃぽちゃぽ。


週末にザ⭐︎台北みたいな中山という中心街のイケてるフードコートでありついたうどん。

特に日本食が食べたかったわけではないけど、うどんは正座して御礼を言いたいほど美味しかった。
なぜか胡麻かける事になってたけど、出汁に久々に巡り会えて些細な異国オペレーションはどうでもよくなる。
台湾人みたいな人が写っちゃってますが、これしか写真がなかったピザ。
近所でちゃんとピザ窯で焼いてる良きお店があったので、ジャンクな気分だったので行ってみた。ビールも飲めたし。

台湾ではご飯を食べるところであまりお酒を提供していない。お酒はレストランとかバーとかお酒を飲むために行くところにある、という感じ。ピザ屋には台湾のクラフトビールがあって無事にジャンク気分を堪能。

なぜかクアトロファルマッジに卵がかかってたんだけど、美味しいからこれも別に気にしない。
締めはカレー。
そう、日本の、何の変哲もないカレー。

しかしなんと安全安心安定の旨み…
まさに在宅勤務の合間にちょっぱやで温めてたレトルトカレーの味と同じなんだが、逆にそのクオリティに感謝感激。
ま、コーンはなかなかカレーには入れないけど、そんなマイナーな異国アレンジはどうでもよい。


台湾のご飯は健康的で美味しいんだけど、たまには気分転換も必要。慣れた味に出会うと、いつもの言葉が不自由な中で模索する食にちょっと疲れていた事にも気づく。
先は長いし、たまには台湾風異国飯にすがりながら生きていこうっと。

The Weekend Traveler

時間がなくて旅に出たいけど出られないという人たちにおくる、週末中心の旅行記。個人的な旅の備忘録なので旅行サイトとしては役立たずかも。非日常の音や匂いや光を感じたい方はどうぞ。

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